こんにちは!デンです!
人前で演奏するのってめちゃくちゃ緊張しますよね!
でもそれどうしようもないんです。どんなに有名なギタリストでも緊張はするものです。
今回は緊張を和らげるために本番前の取り組みや考え方について紹介していきたいと思います。
緊張のメカニズムを知ろう
生物には自律神経という神経が常に働いており、体の機能を活発化させる交感神経と休息等をしているときに働く副交感神経がある。これらの神経が適度にバランスをとりながら働くことによって私たちの体は良いコンディションを保っている。これらはアクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)の関係にあり、実は緊張とはアクセル(交感神経)が優位に働いている状態のことを言う。
つまり簡単に解決策を答えると緊張時のコンディションを少しだけ副交感神経側に寄せることで緊張が和らぐと言うことだ。
交感神経優位・・・激しい運動中、興奮、恐怖、不安、憤り 副交感神経優位・・・睡眠時、休息時、食事中、リラックスしている時
副交感神経を少しだけ働かせよう
前述で述べたように緊張は副交感神経を少し働かせることで和らげることができます。
後に紹介しますが少しだけ働かせるというのもポイントになります。
(本番前にオススメしない行動 仮眠)
ここではライブ前に実際に私が行っている緊張の緩和方法を5つ紹介したいと思います。
- ストレッチ
筋肉を緩めることができ、リラックスを促す副交感神経を優位にすることができます。
私はいつもライブ前にラジオ体操と肩、腕、手首、指のストレッチを行ってから本番に臨んでいます。 - 軽食
軽い食事は副交感神経を優位にします。
しかし、食べ過ぎたり忙しく流し込むような食べ方は逆に交感神経を優位にしてしまう恐れがあるらしいので注意が必要です。 - 深呼吸
呼吸は吸うときに交感神経、吐くときに副交感神経が働きます。
ライブ前は吐く時間を吸う時間よりも長くした深呼吸をしてみてください。 - 散歩
適度な運動はストレス解消になります。 - ライブ当日までにめちゃくちゃ練習
ライブ当日までに全く練習しないのとめちゃくちゃ練習したのとでは
感じる不安はかなり違います。その不安の大きさが本番前に緊張となって出てくるのです。
めちゃくちゃ練習するって具体的にどのくらいかというと人が無意識に呼吸をするのと同じくらいに無意識に演奏ができるほどです。これはあくまでも理想です。ギター中級者以上があまり緊張しないように感じるのは演奏する曲を練習しなくても余裕で弾くことができ、潜在的に感じる不安が少ないからです。逆に初心者はどうかというと練習でもまともに弾けない方多いですよね?だから緊張するんです。
以上が私が行っている緊張の緩和方法です。
これらが逆にストレスになるという方は自分に合った方法を見つけましょう。
とにかく副交感神経を少しだけ優位にする自分だけの方法を探し出し、
それをルーティンとして継続させていきましょう。
本番前にオススメしない行動
ライブ本番前の行動の中であまりオススメしない行動をここでは紹介したいと思います。
- 本番前に練習
初心者の方でよくありがちなのが本番前に練習をしてしまうことです。
練習をすることによって安心感が生まれそうですが実は逆効果になります。
潜在的に不安からくる行動の一部で、練習し続け本番に近づけば近づくほど逆に緊張してしまい、上手く演奏することができません。単に本番前が暇だからという理由で練習する分には逆に緊張を緩和してくれる場合もあると思いますが、「失敗するのが怖い」「上手く演奏しなきゃ」「笑われたくない」など不安が根底にある人はライブ演奏自体を楽しむことだけ考えましょう。
ライブ前に演奏しても上手くなれません。 - 仮眠
先ほど緊張を緩和するには副交感神経を優位に働かせれば良いと言いましたが、副交感神経を優位にさせすぎるのも良くはありません。理由は交感神経が優位でなくなると
活発な活動ができなくなるからです。自分は一度30分ほど仮眠してライブに挑んだことがありますが全く演奏できませんでした。程よい緊張はあった方がよいとよく言われるのはこのためです。 - 慌てて準備
本番前ギリギリに来て慌てて準備をする人を私はたまに見かけます。
余裕がなくなる行動なのでこの時は交感神経がかなり優位になっていることだと思います。
時間に余裕を持ちましょう。
まとめ
ライブ前に緊張を緩和させる方法はあなたがどのようにリラックスしている状態を保つかです。
残念ながら緊張をなくすことはできません。特に初心者の方は経験者よりも不安に感じることが多いので、どんなに緊張を緩和させるような行動を取っても効果を実感できることはないと思います。なので初心者の方はライブで失敗しても継続して猛練習してくだい。いつか緊張があまり感じなくなる時がきます。それ以外の方は程よい緊張を残しながらいかにリラックスできる状態を保てるかを皆さんに合ったやり方を見つけてください。
※緊張の緩和方法は人によって違います。
他にも技術力を上げる練習方法等を紹介していく予定なので、気になる方は是非そちらも見てみてください